パートと比較した正社員のメリット4選

正社員とパートの違いは労働時間だけではない。正社員とパート、どちらの立場で働こうか悩んでいる人は、まず正社員になるメリットを理解すると良い。

正社員のメリットの1一つは、毎月の給与とは別にボーナスが支給されることだ。パートは非正規雇用のため、ほとんどの企業はパートにボーナスを支給しない。業績の良い企業はパートにもボーナスを支給することがあるが、まれである。

正社員のメリット二つめは、社会的信用が得られることだろう。収入が安定しているため、住宅ローンや賃貸物件の審査、クレジットカード、融資なども通りやすくなる。家族や親せきから、経済的な不安を心配されにくくなる。また、有名企業や大手企業に勤めているなら、話の種にもなり得るだろう。パートの場合は社会的信用が低いため、住宅や金融関係の審査に通りにくく信用関係では苦労する。

三つめのメリットは、将来性があることだ。正社員は長く勤務したり、成果を上げたりすると昇進の機会がある。キャリアアップすれば給料も高くなる。定年で退職すれば多額の退職金が貰える。パートの場合、たとえ同じ職場で長く働いても、昇進する機会はほぼないといってよい。

最後にあげるメリットは、待遇の良さである。正社員には有休があるなど、企業からの待遇が良い。ケガや病気で入院しても、いきなり収入がなくなることはない。パートの場合は時給制や日当制で収入が決められていることが多く、インフルエンザなどで急に休むと収入が激減する。